ナヤンコ書店(旧:瓦田軍払い下げ品店)
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2017年02月11日
倉庫整理で出てきた古い電動ガン5
また古い電動ガンが出てきたので紹介します。
ベース:PSG-1<個体名:ティーガー>
パワー ★★★
命中精度★★★
耐久性 ★★★
外観 ★★★★
使い勝手★
電池消費★★★
製作費は18000円。中古電動ガンと中古パーツと自作部品で製作。
東京マルイ製品限定で、最も使い勝手の悪い そして最もコスパの悪い電動ガンは何だろうか?
もうPSG-1以外にないでしょうね。
本体の定価が高く、長いから折れやすく、スナイパーライフルのはずなのに命中精度が悪く、メカが壊れやすい、重い、性能の割に大きい。
唯一の良いところは射程が長い事なのですが、パワーが不安定のため5発に一発くらいしか飛距離が伸びません。
そして、独特のメカ構造のためメインスプリングは引きっぱなしになっており、トリガーのタイミングを間違うと壊れてしまう。
普通に考えると欠陥品です。
新製品発売の頃から持っていた個体を持て余していたのですが、某ショップで半ジャンク品が一万円程度で売っていていたので,構造解析を兼ねて改造ベースにすることにしました。
そして一般的に言われる「重さ」と「大きさ」以外の欠点をすべて解消しました。
本体の折れやすさは自作の補強でカバー。
問題は命中精度の悪さと、メカの壊れやすさです。
PSG-1はバレルのチャンバー部分に空気抜けの溝があります。これはチャンバーに引っかかりやすいBB弾だと簡単に1ジュールを超えてしまうので、一定以上の圧力がかかると空気を逃がして威力を弱めるための仕様です。ところが、普通に使っていてもここから空気が逃げてしまうのでパワーが安定せず、それで命中精度が悪くなる様でした。メインスプリングは弱くするつもりだったので、この溝をパテで塞ぎました。これで命中精度の悪さは解消します。
次は壊れやすさです。発射後にピストンを引ききるまでに再度トリガーを引くとメカを壊してしまう現象です。普通に使うとトリガーのタイミングでメカを壊してしまうので、タイムラグを短くする必要があります。これは配線チューンが有効です。配線交換で電気抵抗が減るのでメインスプリングの引きが速くなります。
そして次はシリンダー内の吸気効率を高めます。ピストンヘッドにたくさん穴を開けて早くピストンが引けるようにしました。
バレルの溝を埋めるとメインスプリングがノーマルでも1ジュールを超えるはずなので90%に変更。これも早くピストンが引けるようにするのに効果的です。
これによってPSG-1の独特の「引き金を引いてからメカが動き出す作動音」は非常に早くなりました。
僕の考えではPSG-1はバレルが長すぎるので、BB弾がバレルを通過するのに時間がかかります。そして、これだけ長いバレルは弾が通過するときに生じる抵抗も多いでしょう。無理な力で押し出すよりも、BB弾をゆっくり加速したほうが抵抗も少なく弾道は安定するのではないか ということなのですが、普通のフルオート電動ガンでは不可能な事がPSG-1の特別な構造なら可能です。これは成功しました。
PSG-1同士で撃ち合いをした場合、僕の「ティーガー」のほうが10%ほど遠くまで届きます。射程ギリギリで撃ち合う場合に有利です。
ただノーマルバレルなので30m先の人に当てられる命中精度は20%ほどです。それでも連射は可能になったので5発も撃てばだいたい当てられます。PSG-1同士だったらほぼ撃ち勝ちます。
ノーマルのPSG-1はスコープの位置が低く、フェイスガードを付けるとスコープが覗けなくなるので、あえて少し高くしています。
マズル部分は得意の「塩ビパイプ細工」で作ったものです。ティーガー戦車の砲身のマズルをイメージしました。
ベース:PSG-1<個体名:ティーガー>
パワー ★★★
命中精度★★★
耐久性 ★★★
外観 ★★★★
使い勝手★
電池消費★★★
製作費は18000円。中古電動ガンと中古パーツと自作部品で製作。
東京マルイ製品限定で、最も使い勝手の悪い そして最もコスパの悪い電動ガンは何だろうか?
もうPSG-1以外にないでしょうね。
本体の定価が高く、長いから折れやすく、スナイパーライフルのはずなのに命中精度が悪く、メカが壊れやすい、重い、性能の割に大きい。
唯一の良いところは射程が長い事なのですが、パワーが不安定のため5発に一発くらいしか飛距離が伸びません。
そして、独特のメカ構造のためメインスプリングは引きっぱなしになっており、トリガーのタイミングを間違うと壊れてしまう。
普通に考えると欠陥品です。
新製品発売の頃から持っていた個体を持て余していたのですが、某ショップで半ジャンク品が一万円程度で売っていていたので,構造解析を兼ねて改造ベースにすることにしました。
そして一般的に言われる「重さ」と「大きさ」以外の欠点をすべて解消しました。
本体の折れやすさは自作の補強でカバー。
問題は命中精度の悪さと、メカの壊れやすさです。
PSG-1はバレルのチャンバー部分に空気抜けの溝があります。これはチャンバーに引っかかりやすいBB弾だと簡単に1ジュールを超えてしまうので、一定以上の圧力がかかると空気を逃がして威力を弱めるための仕様です。ところが、普通に使っていてもここから空気が逃げてしまうのでパワーが安定せず、それで命中精度が悪くなる様でした。メインスプリングは弱くするつもりだったので、この溝をパテで塞ぎました。これで命中精度の悪さは解消します。
次は壊れやすさです。発射後にピストンを引ききるまでに再度トリガーを引くとメカを壊してしまう現象です。普通に使うとトリガーのタイミングでメカを壊してしまうので、タイムラグを短くする必要があります。これは配線チューンが有効です。配線交換で電気抵抗が減るのでメインスプリングの引きが速くなります。
そして次はシリンダー内の吸気効率を高めます。ピストンヘッドにたくさん穴を開けて早くピストンが引けるようにしました。
バレルの溝を埋めるとメインスプリングがノーマルでも1ジュールを超えるはずなので90%に変更。これも早くピストンが引けるようにするのに効果的です。
これによってPSG-1の独特の「引き金を引いてからメカが動き出す作動音」は非常に早くなりました。
僕の考えではPSG-1はバレルが長すぎるので、BB弾がバレルを通過するのに時間がかかります。そして、これだけ長いバレルは弾が通過するときに生じる抵抗も多いでしょう。無理な力で押し出すよりも、BB弾をゆっくり加速したほうが抵抗も少なく弾道は安定するのではないか ということなのですが、普通のフルオート電動ガンでは不可能な事がPSG-1の特別な構造なら可能です。これは成功しました。
PSG-1同士で撃ち合いをした場合、僕の「ティーガー」のほうが10%ほど遠くまで届きます。射程ギリギリで撃ち合う場合に有利です。
ただノーマルバレルなので30m先の人に当てられる命中精度は20%ほどです。それでも連射は可能になったので5発も撃てばだいたい当てられます。PSG-1同士だったらほぼ撃ち勝ちます。
ノーマルのPSG-1はスコープの位置が低く、フェイスガードを付けるとスコープが覗けなくなるので、あえて少し高くしています。
マズル部分は得意の「塩ビパイプ細工」で作ったものです。ティーガー戦車の砲身のマズルをイメージしました。